インプラント手術 当日

おはようございます

 

先日6月29日 インプラント3本埋め込み手術を受けました。

その時の様子や流れなど、どなたかのお役に立てばと思い記します。

私自身、手術を受ける前、随分情報を集めたのですが、実際受けられた方の声が

なかなか集める事が出来ませんでした。

歯医者さん側の情報は得ることは、安易でしたが受けられた方はどうだったのかな?

って

 医学用語も専門用語もわかりません。

医院や使うインプラント、場所、本数でも状況が違うのは言うまでもありません。

それを踏まえた上で参考にして頂ければと思います。

 

 

手術前の最後のお掃除の日、当日の注意事項を細かく衛生士さんから説明を

受けました。その中で、当日は、お粥など柔らかい物しか食べられないと思うから

事前に準備されていた方がいいですよ~とありがたい情報を得た。

 呑気な私は、そのことに対しては、全く意識が回っていなかったので

助かりましたね

手術当日は、安静にしていただきいとも言っていたので、

事前にレトルトのお粥など購入し準備することができました。

 

当日朝、 お腹いっぱい朝食をとり、(腹八分目がいいらしいが)

帰宅後食べられるよう みじん切りした野菜スープをお鍋いっぱい作りました。

 

9時の約束です。10分前に医院に到着

「本日休診」の札のかかった扉をあけ、受付で本日の分を現金で納めました。

インプラントと手術費用税込み715000円)

通常の診察室で直前のお口の清掃と消毒を衛生士さんに行ってもらう。

手術着の先生が顔を出しにこやかに声をかけてくださった。

最後に消毒液の入ったうがい水でくちゅくちゅうがいを1分間行う。

その後 割烹着型の不織布のような素材の物を付け、髪の毛が出ないよう

キャップを被ります。靴を脱ぎ、消毒済みのスリッパに履き替え

いよいよ手術室=ここは、普段の診察で使っている大きな部屋が手術室のに早変わりしています。 収納棚やワゴンなど一切の物が撤去され消毒された部屋に

変わっていました。  診察台と先生の使用されるワゴンと壁に取り付けられたアームのあるパソコン画面とライト、血圧測定器、パルスオキシメーター機以外

不要な物は一切なかった。

衛生士さん3人も手術着をきて並んで立っていました。

 

診察台に横になると右腕に血圧を測るため装着。左人差し指にパルスオキシメーターを

挟みました。顔に口の部分だけ丸く穴の開いた布を被せられます。顔、頭全体を覆う感じです。

先生が、「消毒します」と言って口周りを念入りに消毒

「では麻酔しますよ」

「今日は、インプラント専門医の先生にも来てもらっているからダンディな声が

聞こえるけどびっくりしないでね」 

 

麻酔注射が数か所 チクっと 。何回しても嫌な物です

感覚的に右側にいつもの先生。左側に専門の先生ですが、執刀するのはいつもの先生

のようでした。  見てないけど

血圧計は頻繁に作動し常に計りながらでした。

 

私の口がMaxに開いても元々口の中が小さいうえ、欠損歯放置でかみ合わせが

悪くなっていたのでしょう  顎関節もギシギシしています

頑張って開いても、開き切らない。

 

インプラントガイドを装着し固定し(たぶん)

それ以降ドリル音や水の音、吸引、血の味 先生同士の会話

頻繁に顎を休ませる時間が数秒ですがこまめに取ってくださいます。

なにせ、3本です。

これでもかと口を大きく開けてますが、明らかに先生はやりにくそうです

 

一時的に、息するのも大変で顎は動かせないし・・

キツイ時があったのも事実です

その時は血圧が168迄上がったらしい

 

麻酔も切れかけ、何度か追加麻酔を受けました。

 

一番大変な場面が過ぎた時

先生が「これ以上大変な事は無いからね~」と声を掛けられました。

 

子供の頃プールで潜り、誰が一番長く潜れるか・・で頑張ってもぐり

もう限界!と水面に顔を出し呼吸をした時のような感覚でした。

 

その後も、少しだけ大変な場面が続きますが先生が言った一番大変な場面

に比べたら、ほんの少しだけ楽になったのは、本当でした。

 

顎が痛すぎてどうしようもない時、もう一人の先生が顎を優しくさすってくださったり

「大丈夫ですよ 順調に進んでいます」と声をかけて頂けたことは

とても安心感に繋がりました。

 

グリグリグリとインプラントをネジのように回し入れた感覚

 

1回、2回、3回

 

終わった

 

先生が「はい、後は、糸を掛けて終わりですよ~」

 

顔面にかかっていた布は、実はテープで固定されており

 

「ビリっと一気にはがしますよ~」

 

ビリっ

 

ふ~  

 

口の中にガーゼを入れ、衛生士さんが優しく頬を抑える事

10分。 安静と止血の時間でした。

 

先生が「ここ何年かで一番大変でした」

「何がって、思いの外以上お口が開かなかったのよね~」

「でもそれは、想定内でしたから」

「骨も丈夫で硬くしっかりしてましたよ」と

「3か月くらいで歯入れられそうだよ」とも

(これは、インプラントが顎骨と歯茎になじみ、固定されるおおよその期間で個々で状況が異なるため長い方だと半年くらいかかり方もいるとのこと)

 

衛生士さんも頬を抑えながら、

「見ていて大変なのが分かりました。でも本当に良く頑張って開けてましたよ」

「器具がもう少し小さいのがあればもっとスムーズなのに・・・」

「麻酔も、通常の3倍 使いましたよ」と

 

また、衛生士さんより注意事項などのお話もありました。

刺激のない柔らかい物を摂ってください

パンも牛乳に浸してね

歯ブラシは、患部に当てないように

歯磨き粉は使わないでください

今日は、安静にしていてください

お風呂もシャワーで軽めになどなど

 

安静と止血の時間が終わり、先生が中のガーゼを取る

 

「あっ ほとんど(血)出てないね しっかり止まってますよ~」とガーゼを見せてくれた

 

血圧計とパルスオキシメーターを外し、痛み止めの錠剤をその場で飲み

着ていたキャップやら、割烹着型の診察着を脱ぎ帰宅準備。

受付で痛み止めとうがい薬を貰い帰宅。

 

つづく