歯の大切さ

こんにちは

 

ここ数年、ずっと歯医者通いが切れる事がありませんでした。

 

振り返ってみたいと思います。

 

現状はと言うと、お恥ずかしながら歯は、22本しかありません。

それも、ほとんどが治療済み。真っ当な歯は数本のみ。。。。悲しい

 

そもそも、子供の頃、今のような「歯」に対する予防意識や歯磨きに関する知識が

母にはなかったように思います。

歯磨きを一生懸命やった記憶が全くない

それどころか、小学生ながら歯医者通いをしていた。たった一人で・・・

永久歯の奥歯も早くに虫歯。 学校の健康診断で指南されてから病院に行く始末。

痛みが無ければ放置だったことが良くわかります。

高校生頃から、口臭を気にするようになり、それなりに磨いていたと思います。

既にその頃の奥歯は、左右前後奥2本は全て銀歯だったのは想像がつくでしょう。

 

結婚。出産を経てその頃から、定期的に歯医者通いが始まります。

それでも容赦なく虫歯。 力強く歯ブラシを充てるものですから歯茎が出まくり

歯並びの悪さから、どうしても重なっている歯、二重になっている歯が悪くなっていく

乱杭歯で脇から出ていたり、重なった後ろ側など10年位の間に虫歯で4本抜歯

しています。

かみ合わせに関係なく、先生曰く全く使われていない歯だそうです。 

序奏はこれまで

 

いよいよこれからの人生、歯で苦労するの章に入ります。

 

発端は、左奥歯の奥から2本目6番が、再起不能と判断され抜歯したことから始まります。

奥歯が無くなったことで部分入れ歯を作りました。

40歳ころです。かなりショックです

この部分入れ歯と言うのは、違和感ありすぎ

慣れれば良いかと頑張って見ますが

きついと痛みになり、ゆるければ舌でカクカクと遊んでしまう厄介者

昼食後、「外して洗う」が出来なったり、金具が見える事を気にしたり、装着を忘れたりと

着けない事が多くなり、フェードアウト

 

欠損歯を放置していたツケが連鎖反応しどんどん悪くなる

 

左下の6番が欠損後、数年 隣奥7番に負担がかかっていたのは間違いない。

とうとう7番の歯が歯周病と銀歯の中で虫歯がさらに進行し抜歯。

5番の歯は、脇から出てい居て以前抜歯していますから実質5,6,7の奥歯が無い状態。見た目は、6,7番が無い感じです。

もちろん7番抜歯した時点で再び 部分入れ歯作りました。

5番は無かった風の、6番7番2本の連結入れ歯。

4番に引っ掛けて使うスタイルです。

 

 

しかし

前回と同じ理由で半年も経たずにフェードアウト

それから数年 奥歯の無い欠損状態で過ごしていました。

・・・・が

欠損状態で右でしか噛めない状況に不安を覚え

このままではいかんと思い、入れ歯で評判の歯科医に病院を変えた。

 

 金具の無いスマイルデンチャー的な物は、どうだろうか?

その先生は、金額に見合わず、壊れやすいとの見解。

金具が気になるとの私の要望に応えて下さり、金具をコノ字にすることで

歯茎の下側回り引っ掛け 見た目、金具が見えない部分入れ歯に仕上げ頂きました。

こちらも、5番無かった風の6番7番連結で 4番に引っ掛けて使うタイプです。

  微調整を繰り返し、これなら続けられそう。。

しかし、半年かけて微調整したものの通院を終了してしまうと

瞬く間に付けない日が増えまたもやフェードアウト。

 

情けない私だ

 

力がかかるのは右側です  左が無いのですから。良くわかっていながら

部分入れ歯をチャレンジしては挫折の学習力と言うか、根性の無さに呆れます。

 

そんなある日50歳ころでしょうか?  

 

ある時、右下7番に痛みが出た。

シフトの仕事をしており、仕事終わりに診てもらいたくて、

夜間までやっている病院に数件電話しまくり、受け付けてくださった病院へ

 歯痛がある上、20時と言う時間に飛び込みで見て頂いたので当時は感謝の気持しかありませんでした。

  しかし、この病院にかかったことで悪夢が・・・

 

その病院は、まるでエステサロンやホテルの受付のような素敵な受付

大きな花台に生花をいけた素敵な空間。椅子は、おしゃれでくつろげるよう

1脚ずつ。診療部屋もやはりエステ?美容院? 1部屋ずつの個室でそれぞれコンセプトに応じた部屋は、ガラス細工の部屋、プリティな部屋、水槽がある部屋、真っ黒い部屋など多種でした。女先生が一人で目まぐるしく各部屋を回って歩く。

その他の事はほとんどを衛生士さんに任せている様子です。

 通い始め、悪い所は全部直していただく旨を伝え治療開始。

 痛みの出た、右下奥7番は、残念ながら抜歯。

欠損歯の放置が原因なんてこの時は知る由もありませんでした。

右下奥6番も根幹治療して銀歯にしてもらう。

左下4番も動揺が見られ、すでに内側に寄り始めている。

その他、上の歯も大なり小なり治療を受け、1年位通院したでしょうか?

 

欠損歯の部分に今後、入れ歯(自費)の物を入れる予定で左下4番をセラミックにしつつ

金具の受けを付けてもらう。

実は、治療が進むにつけ

この先生大丈夫?という不安ばかりがどんどん強くなっていたのも事実です。

診察台に横になり、衛生士さんに施術を受けていたと思ったらいつの間にか先生だった

逆に先生に治療を受けていたと思ったら衛生士さんに変わっていたとか?

治療後の仕上がりも雑に感じていた。自費での被せものや入れ歯も予定していたが

足が遠のく。 

 

右奥歯6番の銀歯が外れた。あの病院には、行きたくない。 

比較的近くの歯医者で着けてもらう。

ついでに、入れ歯のことなどお話を伺いましたがどうも先生と波長が合わなかったので外れた銀歯を付けてもらい終了。

 

その後

続けて、自費で入れた左下4番のセラミックの歯茎から膿が出てきた。

まだ1年程度。

しかしあの女医の歯科には行きたくない思いが強い。

入れてから1年程度でしたから保証してもらえただろうがもう行かないと心に決めて歯医者を探す。

 

そう言えば、前の職場の方が通っていた方が「あの先生の腕いいのよ」と聞いた事がある歯医者に行ってみよう!  自宅からも直ぐだった。

 

膿の件、セラミックの件 1時間以上きちんと話を聞いてくださった

 

信頼できる

 

自費で10万近くかけたセラミックは1年でやり直し💦

根幹治療の甘さが原因の膿

10万弱は、敢え無く壊し外され根幹治療のやり直しです。

レントゲンでその様子は素人の私でも一目瞭然でした。

丁寧に丁寧に治療してくださった

セラミックは再度入れる事はしませんでした。

入れ歯の件もこれまでの話をしたうえで

「スマイルデンチャーね、私も勧められない」と

本来は、インプラントがいいのだけどね

欠損が多すぎるから、入れ歯は入れなきゃね

 

今度こそ頑張ろうと左下(5)6、7番と右7番の初めて左右にわたり

これまでの小さな部分入れ歯から大きい物に変わった

月に1~4回 5年にわたりこちらの病院でお世話になっています。

部分入れ歯は、調整を重ね、先生の頑張りに応えたい一心で頑張ったのですが

大きくなってしまったことでストレスが半端なく続けられなくなってしまいました。

2回連続で着用を忘れての診察で先生は悟ったようです。

 

もう、無理しなくていいよ   あとは、インプラントしかないからさ~

 

もちろんその間も全ての治療にしっかり説明してくださる先生です。

金銭面や怖さからなかなか決断できないでいましたがしっかり通院していたので

欠損していてもコントロールできていたのだと後から知ることになるのです。

全体の治療が終わった後も、歯周病のケアや知覚過敏のケアで月1回の通院はずっと続けていました。

丁度 昨年(2022)の春

転職を機に時間が思うように作れなっかたため半年程

間が空きました。

 

ケアの重要性を身をもって感じた結末です。

 

奥歯に異常が! 右下6番の銀歯が取れたのだ。

 

直ぐに受診

 

この歯は、うちじゃないみたいだね

銀歯、外れただけじゃないのよ もう根っこがね~と

説明を受ける。そう言えば、5年前通い始めたときのレントゲンで

厳しい状況を説明されていたのだ。 神経取ってしまうとダメになりやすいから

維持する方向で話されてたっけ

様子見の歯だった。先生は、随分迷っていた  根幹治療するかどうかを。

まずは、このまま様子見ていきましょうと

定期的に通院しケアしていたので5年ももったのだと思う。

 

  が、とうとうその時が来た  根幹治療だ

痛みが出る前で良かったと思いつつ、丁寧に丁寧に治療する先生だ

被せものが入るまで時間がかかった

確か、昨年12月頃だった

仮歯でなんとかお正月を迎えたはず

 

左の奥歯は、欠損  右奥は、欠損と根幹治療

噛む場所がない これが昨年末から今年の春先までの話だ

そんな中、前歯にしわ寄せが来た。

1番の差し歯が欠けた

掛けた部分の張り直しに3回通う  付けては外れ付けては外れてしまい

最後は、開き直っていた

両方同時の治療は難しく、右奥歯の根幹治療が終了し、しっかり被せものが入った段階で前歯の差し歯も入れなおしで解決

その間左右奥歯が使えない、前歯も使えない、左下の4番がメインになっていた

 

この歯は大事にしたい

しかし、この子は、根幹治療を2回受け、セラミックは1年弱のあの歯

この子もこのままじゃダメになってしまう 

この体験が、決めかねていたインプラントへと心が決まった

欠損歯があることで周囲の歯に影響し、どんどん連鎖して入れ歯の範囲が広がり

最終的には総入れ歯になるだろう

無い歯を補うだけではない。これ以上減らさない意味の方が強いのだ

 

思い起こせば、母親も早い段階から入れ歯を入れていた

それがいつしか総入れ歯になっていた  たぶん現在の私と同じ歳には総入れ歯だったと思う。

 

休まず、通院し、治療と定期健診を怠らなかったため現状維持できていたのだ

それがたった半年で1本ダメになりカバーしてくれた歯に負担が行く

インプラントは、これ以上歯を減らさないためなのだと強く感じた。

 

現在 治療済みの歯を含み自分の歯は、22本 

親知らず2本抜歯、 乱杭歯故の抜歯4本

子供の頃からの虫歯が原因 奥歯3本抜歯

 

インプラント手術の詳細はまた後で記します。